木村 真優  Mayu Kimura

2023年宮城大学事業構想学群
価値創造デザイン学類卒業。

卒業制作である立体作品「潜在する」を
きっかけに、ニットアーティストへ。

編むという手段で、”祈りを現し、救うこと”をテーマとし、手にする人が、自身を大切に思えるような作品づくりを行う。


潜在する
-身体に触れる作品が生み出す自己理解の体験-

 一人一人全員が幸せで生きてほしいという私の祈りを肯定し、形にする。その一歩目として、作品に触れる一人一人の“自己理解”を促す作品の制作を目的とした。それは過去の経験から探る、選択肢があるようなものではなく、今その瞬間の自分自身と向き合い対話、観察することで達成される内省的なものを“自己理解”とする。

 手編みという手法は、編むそれぞれの場所や瞬間の私の心情、自覚していない潜在意識が現れるもので、念として作品に宿る。その蓄積として賑やかな外側がある一方で、内側は静かであたたかみのある小さな空間がある。中に入って一人きりで作品と向き合い、袖に手を通したり、生き物のようにゆらゆら動かすことは、作品に対する念を生み出すことでもあり、自身を作品に投射する感情移入につながる。またその中で生まれた感情や行動を拾い上げ、向き合うことができれば、この作品は私の祈りを含んだ自己理解を促すものとして完成し、存在できると考える。

attention

・ハンドメイド商品です。全ての商品に個体差がございます。
・手編みですので、引っ掛かりなどお取り扱いにはご注意ください。
・商品の色味は写真と実物で異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・金属製のパーツを使用している商品があります。アレルギー対応ではありませんのでご注意ください。
・猫を飼っています。アレルギーの方などご注意ください。
・納品書は同梱しておりません。ご希望の方は備考欄にご記載ください。

*

お問い合わせは、contact(お問い合わせページ)もしくは下記のメールアドレスへお願いします。
[email protected]